御由緒

神亀2乙丑年(725) 僧 行基 勧請すると言い伝えられる。古昔は井山神社龍蔵大権現と称した。治承4年(1180)鎌倉頼朝公の願により、神祇官(白川殿)奉幣の相模国61社の内に入り社領も旧来の寄附地と天正19年(1591)徳川家康公より社領高2石の朱印がある。宝暦元年(1751)拝殿を再建、天保4年(1833)本殿も再建した。

明治2年朱印地上地となり、明治6年7月30日足柄県において村社に列格、明治40年4月30日神饌幣帛料供進の神社に指定された。

昭和34年覆殿、拝殿を改築した。

 

特殊神事、祈雨祭(旱魃に際し行われる神事である)

当日社頭に集合し、祈雨祭を執行する。前の川原に下りて水垢離を取り、それから筧ケ沢、通称、白山の山上の池の水を浚うのが古例となっている。